研究・学会活動

様々な症例から学び取ったことを、研究成果としてまとめ、学会で発表

ファーコスの薬剤師は常に「患者さまのためにできること」を実践しています。日々の服薬指導を通じて得た情報をもとに研究活動に取り組んでいることも多く、ファーコスの全薬局で共有しているほか、学会で発表しています。また、大学からオファーを受け、大学との共同研究も積極的に行っております。

第7回 日本緩和医療薬学会

平成25年9月14日〜16日


発表演題
  • 当薬局における一年間のオピオイド注射剤の受入れ状況と課題について
    (用賀三丁目薬局、事業開発部)
  • 薬薬連携により患者の希望通りの看取りをサポート出来た症例
    (東芝病院、あい薬局共同発表)
  • 薬局において「死生観」「倫理観」を身につけるための研修内容の検討
    ~緩和ケアに携わる薬局を増やすために〜
    (ほのか薬局)

第7回日本緩和医療薬学会年会は「今、『絆』でつくる地域の緩和−薬局が担う地域の緩和医療」をテーマに、9月14日~16日千葉の幕張メッセで開催されました。台風に見舞われるという天候にも関わらず薬剤師、薬学系関係者はもとより、医療・福祉関係者も多数参加され盛会のうちに閉幕いたしました。
当社からは、あい薬局、ほのか薬局、用賀三丁目薬局がポスター発表を行い、事業開発部も本年会開催のお手伝いをさせて頂きました。
第1回目からの参加を通じて感じたのは、保険薬局薬剤師に対する『チーム医療の一員としての期待』が年々高まっていることです。また、「地域の患者家族を支える―地域の在宅緩和ケア連携の現在と未来」、「褥瘡管理から学ぶ在宅医療における協働」「在宅緩和ケアの現場でご家族とどう接するか」「非がんの緩和ケア―ALSチーム医療への参加,」‥といった今大会の主なシンポジウムテーマからみて、緩和医療とひとことで言ってもがんの患者さまのみならず、『慢性疾患を抱えた患者さまに対する疼痛コントロール』へのサポートにも通じた、在宅医療における薬局薬剤師の在り方を再考する好機となりました。
事業開発部 長富範子


発表者レポート 上地小与里(ほのか薬局)

私は、社内人事制度の「スペシャリスト」職として、地域における在宅医療・多職種連携についての勉強会を年に数回企画しています。今回の発表ではその勉強会の一例を紹介しました。
薬局では、患者・家族の気持ちに寄り添うための「死生観」「倫理観」や「終末期医療に関する知識」が必要です。勉強会では『自分の親が加齢と疾患により、口から食べることが困難な状況になりました。あなたはどんな栄養補給を選択しますか?グループのメンバーは親族と仮定し、家族会議を行ってください』というテーマでグループワークを行いました。その結果、この勉強会は、受講者自らが終末期医療について能動的に考えるよい「きっかけ」となりました。
高齢化に伴い、終末期医療に関する相談を薬局で受けるケースが増えています。どの薬局でも適切な対応ができるように、薬局スタッフ(薬剤師、事務スタッフ等)に対し、今後も様々な情報提供をしていきたいと思います。

第46回 日本薬剤師会学術大会

平成25年9月22日〜23日


発表演題
  • トレーシングレポートによる薬薬連携
    (関西電力病院薬剤部、ファーコスふくしま薬局共同発表)
  • 処方鑑査力向上ツールとして疑義照会事例収集共有の取り組みについて
    (中部関西事業部)※ポスター発表
  • Dr.と考える「おいしく飲める小児製剤」
    (たくみ薬局)
  • 医療薬学会との共催シンポジウム
    「経口抗がん薬の病薬連携・薬薬連携」
    「疑義照会システムを介したがん化学療法のレジメン共有による薬薬連携」
    (ファーコスふくしま薬局 森並健二郎)

第46回日本薬剤師会学術大会に参加しました。今年の会場は大阪、建築家・安藤忠雄氏による大会記念講演は、「人生100年-人を元気にする」というテーマで、大阪らしく笑いの絶えない内容でした。「お薬手帳」や「在宅」をテーマにした講演では特に会場の満席が際立ちました。
その他、参加したスタッフの声をご紹介いたします。
『初めて学会発表しました。たくさんの人が私たちのポスターの前で立ち止まり、興味を持って頂いたことがとても嬉しく、スタッフ皆で笑みがこぼれました(入社2年目)』
『今は、県薬剤師会の在宅委員も努めているため、自己学習や薬局で取り組める内容だけでなく、県として取り組める事例についても学ぶようになりました。(入社7年目)』
『薬剤師会のお手伝いをさせていただきました。お手伝いして感じたことは、薬剤師会の方々のサポートによって運営が成り立っている事ことです。(入社11年目)』

第7回 日本薬局学会学術総会

平成25年11月23日〜24日


発表演題
  • フランスにおける地域薬局を取り巻く環境と機能に関する調査研究
  • スウェーデンにおける地域薬局を取り巻く環境と機能に関する調査研究
  • オーストラリアにおける地域薬局を取り巻く環境と機能に関する調査研究
  • ドイツにおける地域薬局を取り巻く環境と機能に関する調査研究
    (一般社団法人ソーシャルユニバーシティ共同発表)
発表者レポート 佐藤優子(あい薬局)

社内の懸賞論文に応募し、2011年7月にデンマーク、ノルウェー、スウェーデンの北欧三ヵ国の海外研修に参加しました。海外研修では薬局・病院・高齢者施設の見学、薬局協会訪問、国会議員の講話など、北欧での薬剤師や医療制度の現状を学びました。
海外研修で得た知識や経験を生かし、ソーシャルユニバーシティの共同研究に参加しました。この共同研究では、日本での地域薬局のあり方を検討するために海外における医療制度、薬局業務、薬学教育の調査研究を行っています。
私は海外研修でも訪れたスウェーデンを担当し、薬局学会でポスター発表を行いました。
スウェーデンでは電子処方箋やリフィル制度が導入され、調剤は包装単位で、一包化は個々の薬局ではなく一包化専門薬局で行われ効率的に業務が行われてる一方、薬歴はありません。
学会発表では様々な方に日本との違いに興味を持っていただきました。

第48回 日本薬剤師会学術大会 in 鹿児島

平成27年11月22日〜23日


発表演題
  • 当調剤薬局と診療所連携による認知症早期発見の有用性
    発表者:吉田 貴行、濵野 円香、岩本 典子(しいの木薬局)堂垂 伸治(どうたれ内科診療所)
  • 薬局におけるプレアボイド収集の意義とその活用方法
    発表者:ドレミ薬局 鈴木 淳之
発表者レポート 吉田 貴行 (しいの木薬局)、鈴木 淳(ドレミ薬局)

当薬局は、1999年に開局した地域に根ざした薬局です。近くには、高齢化率44%(2014年3月時点)の常盤平団地があり高齢化が進んだ地域です。
昨今、薬局で認知症早期発見に誰でも行えるようなチェック表やiPadなどの端末を使った取り組みが行われていますが、私たちは、新オレンジプランにもあるように専門職として、薬局窓口で認知症の疑いがある「気になる方」を主治医につなげる取り組みを行い有用性を検証しました。医師と薬剤師のような専門職の連携には、気になる方の治療状況・服薬状況などを勘案しつなげるという事が低負担かつ、効率的だと考えられます。
今後は、来局者だけではなく地域包括ケアのネットワークに組み込まれ医療職として「地域の気になる方」の対応に役立てるよう職能を発揮し、必要に応じて主治医に繋げるような役割をしていきたいと考えています。
(しいの木薬局 吉田 貴行)

ドレミ薬局ではリスク管理にプレアボイドを活かそうと考え、平成26年度からプレアボイド収集を開始しました。今回は、薬局でプレアボイドを収集する意義とその活用方法について発表いたしました。プレアボイドとは「薬剤師が患者基本情報を的確に収集し、適正な処方チェック・薬学的患者ケアを実践して有害反応・治療効果不十分、精神的不安、経済的損失を回避あるいは軽減した事例」と定義されています。今までは薬剤師だったら出来て当たり前とされてきたことですが、見方を変えればプレアボイドは「薬剤師だからこそ、出来ること。」と言えるのではないでしょうか。薬剤師の職能を発揮して、患者さまの安全を守った事例に関してはもっと評価してもいいのでは、と私は考えています。またプレアボイドを収集することにより、その情報を共有して処方鑑査で注意するポイントを学ぶことができ、起こりやすいエラーを把握することができます。他にも新人薬剤師の学習ツールとしても活用できますので、プレアボイドを記録に残すことはとても有用だと考えています。
(ドレミ薬局 鈴木 淳之)

第12回 群馬県薬剤会学術大会

平成28年5月22日


発表演題
  • 当薬局患者の薬局を選ぶ基準と待ち時間について
    発表者:赤塚 英代(ファーコスおぎくぼ薬局)
発表者レポート 赤塚 英代(ファーコスおぎくぼ薬局)

平成27年10月、厚労省は医薬分業の基本的な考え方として、「門前薬局からかかりつけ薬局へ」と薬局の在り方を位置づけました。当薬局においても応需する処方箋の多くが近隣医院から発行されたものであり、更なる対応に励んでいます。
こうした中で、患者さまのニーズを今後の薬局運営に生かすことを目的とし、患者さまが薬局を決める基準、待ち時間の過ごし方や時間についてどのように感じているか等のアンケートを実施しましたので一部紹介します。
H27年12月の8日間で実施したアンケートでは、177人から回答を得られました。回答者の属性は女性が60%、60才以上が75%を占めました。結果について、まず、薬局を決める基準では、高年齢層ほど、医院からの距離と人間関係の両面を重視する傾向にありました。一方、若年層については、距離を重視するものの、人間関係については重視する傾向が認められませんでした。待ち時間については、8割の方が現状に満足していると回答し、その過ごし方として、50%以上の方が「テレビを見ている」、25%の方が「常備されている雑誌を読んでいる」と回答しています。
このような結果を受け、今後、健康サポート薬局としての当薬局の取組みとして、待ち時間をより健康情報に触れる場として活かしていきたいと考えています。例えば、“薬と健康の広場”や、“ヘルスケア講習会”などの健康イベントを開催することで、処方箋の有無に限らず、地域の方々に気軽に利用してもらえる薬局を目指していきたいと考えます。
(ファーコスおぎくぼ薬局 赤塚 英代)

第10回 緩和医療薬学会

平成28年6月5日


発表演題
  • 当薬局での在宅医療における電解質製剤(注射薬)及び注射用抗菌薬の使用状況(ポスター発表)
    発表者:佐藤 優子(ファーコス薬局あい)
発表者レポート 佐藤 優子(ファーコス薬局あい)

薬局はクリーンルームを設置しており無菌調剤を含め、様々な注射薬に対応しています。
平成26年度調剤報酬改定により保険薬局で給付できる注射薬として電解質製剤及び注射用抗菌薬が追加となり、当薬局での処方応需状況を調査した結果について発表しました。
給付できる注射薬の拡大により、医療機関に在庫していない薬剤であっても保険薬局が対応し、看取りや入院の回避に寄与できました。また、薬局が介入することにより薬剤師の目線から処方監査ができ、配合変化を防ぐこともできました。
(ファーコス薬局あい 佐藤 優子)

第16回 知多半島栄養サポートフォーラム

平成28年6月18日


発表演題
  • 薬剤師の在宅訪問と栄養サポート~試行錯誤の経験から~
    発表者:上地 小与里(ほのか薬局)
発表者レポート 上地 小与里(ほのか薬局)

知多半島栄養サポートフォーラムは、知多半島地域の栄養管理の向上と地域連携を目指し、年2回の学術集会を中心に活動しています。私は、元門前医療機関のDrのお誘いで本会の幹事を仰せつかり、世話人会等にも参加しています。学術集会の一般演題は病院側からの演題が多くなりがちであったため、世話人の先生方から依頼で、この度演題を出すことになりました。

「在宅の薬剤師が普段どんなことをやっているのか知りたい」というのがご要望でしたので、私がこれまでにかかわってきた在宅の事例について、栄養的な視点から分析し、どんな事例にどのように関わってきたか、どんな成果とどんな問題点があったかを発表しました。
薬剤師が在宅患者の栄養サポートにどのように関わっていったらよいかはまだまだ試行錯誤の段階ですが、地域の多職種で協力して地域でNSTの活動をすることが、私の目標です。
(ほのか薬局 上地 小与里)

Report07

第16回 知多半島栄養サポートフォーラム

平成28年6月18日


発表演題
  • 薬剤師の在宅訪問と栄養サポート~試行錯誤の経験から~
    発表者:上地 小与里(ほのか薬局)
発表者レポート
上地 小与里(ほのか薬局)

知多半島栄養サポートフォーラムは、知多半島地域の栄養管理の向上と地域連携を目指し、年2回の学術集会を中心に活動しています。私は、元門前医療機関のDrのお誘いで本会の幹事を仰せつかり、世話人会等にも参加しています。学術集会の一般演題は病院側からの演題が多くなりがちであったため、世話人の先生方から依頼で、この度演題を出すことになりました。
「在宅の薬剤師が普段どんなことをやっているのか知りたい」というのがご要望でしたので、私がこれまでにかかわってきた在宅の事例について、栄養的な視点から分析し、どんな事例にどのように関わってきたか、どんな成果とどんな問題点があったかを発表しました。
薬剤師が在宅患者の栄養サポートにどのように関わっていったらよいかはまだまだ試行錯誤の段階ですが、地域の多職種で協力して地域でNSTの活動をすることが、私の目標です。
(ほのか薬局 上地 小与里)

Report06

第10回 緩和医療薬学会

平成28年6月5日


発表演題
  • 当薬局での在宅医療における電解質製剤(注射薬)及び注射用抗菌薬の使用状況(ポスター発表)
    発表者:佐藤 優子(ファーコス薬局あい)
発表者レポート
佐藤 優子 (ファーコス薬局あい)

薬局はクリーンルームを設置しており無菌調剤を含め、様々な注射薬に対応しています。
平成26年度調剤報酬改定により保険薬局で給付できる注射薬として電解質製剤及び注射用抗菌薬が追加となり、当薬局での処方応需状況を調査した結果について発表しました。
給付できる注射薬の拡大により、医療機関に在庫していない薬剤であっても保険薬局が対応し、看取りや入院の回避に寄与できました。また、薬局が介入することにより薬剤師の目線から処方監査ができ、配合変化を防ぐこともできました。
(ファーコス薬局あい 佐藤 優子)

Report05

第12回 群馬県薬剤会学術大会

平成28年5月22日


発表演題
  • 当薬局患者の薬局を選ぶ基準と待ち時間について
    発表者:赤塚 英代(ファーコスおぎくぼ薬局)
発表者レポート
赤塚 英代 (ファーコスおぎくぼ薬局)

平成27年10月、厚労省は医薬分業の基本的な考え方として、「門前薬局からかかりつけ薬局へ」と薬局の在り方を位置づけました。当薬局においても応需する処方箋の多くが近隣医院から発行されたものであり、更なる対応に励んでいます。
こうした中で、患者さまのニーズを今後の薬局運営に生かすことを目的とし、患者さまが薬局を決める基準、待ち時間の過ごし方や時間についてどのように感じているか等のアンケートを実施しましたので一部紹介します。
H27年12月の8日間で実施したアンケートでは、177人から回答を得られました。回答者の属性は女性が60%、60才以上が75%を占めました。結果について、まず、薬局を決める基準では、高年齢層ほど、医院からの距離と人間関係の両面を重視する傾向にありました。一方、若年層については、距離を重視するものの、人間関係については重視する傾向が認められませんでした。待ち時間については、8割の方が現状に満足していると回答し、その過ごし方として、50%以上の方が「テレビを見ている」、25%の方が「常備されている雑誌を読んでいる」と回答しています。
このような結果を受け、今後、健康サポート薬局としての当薬局の取組みとして、待ち時間をより健康情報に触れる場として活かしていきたいと考えています。例えば、“薬と健康の広場”や、“ヘルスケア講習会”などの健康イベントを開催することで、処方箋の有無に限らず、地域の方々に気軽に利用してもらえる薬局を目指していきたいと考えます。
(ファーコスおぎくぼ薬局 赤塚 英代)

Report04

第48回 日本薬剤師会学術大会 in 鹿児島

平成27年11月22日〜23日


発表演題
  • 当調剤薬局と診療所連携による認知症早期発見の有用性
    発表者:吉田 貴行、濵野 円香、岩本 典子(しいの木薬局)堂垂 伸治(どうたれ内科診療所)
  • 薬局におけるプレアボイド収集の意義とその活用方法
    発表者:ドレミ薬局 鈴木 淳之
発表者レポート
吉田 貴行 (しいの木薬局)
鈴木 淳(ドレミ薬局)

当薬局は、1999年に開局した地域に根ざした薬局です。近くには、高齢化率44%(2014年3月時点)の常盤平団地があり高齢化が進んだ地域です。
昨今、薬局で認知症早期発見に誰でも行えるようなチェック表やiPadなどの端末を使った取り組みが行われていますが、私たちは、新オレンジプランにもあるように専門職として、薬局窓口で認知症の疑いがある「気になる方」を主治医につなげる取り組みを行い有用性を検証しました。医師と薬剤師のような専門職の連携には、気になる方の治療状況・服薬状況などを勘案しつなげるという事が低負担かつ、効率的だと考えられます。
今後は、来局者だけではなく地域包括ケアのネットワークに組み込まれ医療職として「地域の気になる方」の対応に役立てるよう職能を発揮し、必要に応じて主治医に繋げるような役割をしていきたいと考えています。
(しいの木薬局 吉田 貴行)
学会発表では様々な方に日本との違いに興味を持っていただきました。

ドレミ薬局ではリスク管理にプレアボイドを活かそうと考え、平成26年度からプレアボイド収集を開始しました。今回は、薬局でプレアボイドを収集する意義とその活用方法について発表いたしました。プレアボイドとは「薬剤師が患者基本情報を的確に収集し、適正な処方チェック・薬学的患者ケアを実践して有害反応・治療効果不十分、精神的不安、経済的損失を回避あるいは軽減した事例」と定義されています。今までは薬剤師だったら出来て当たり前とされてきたことですが、見方を変えればプレアボイドは「薬剤師だからこそ、出来ること。」と言えるのではないでしょうか。薬剤師の職能を発揮して、患者さまの安全を守った事例に関してはもっと評価してもいいのでは、と私は考えています。またプレアボイドを収集することにより、その情報を共有して処方鑑査で注意するポイントを学ぶことができ、起こりやすいエラーを把握することができます。他にも新人薬剤師の学習ツールとしても活用できますので、プレアボイドを記録に残すことはとても有用だと考えています。
(ドレミ薬局 鈴木 淳之)

Report03

第7回 日本薬局学会学術総会

平成25年11月23日〜24日


発表演題
  • フランスにおける地域薬局を取り巻く環境と機能に関する調査研究
  • スウェーデンにおける地域薬局を取り巻く環境と機能に関する調査研究
  • オーストラリアにおける地域薬局を取り巻く環境と機能に関する調査研究
  • ドイツにおける地域薬局を取り巻く環境と機能に関する調査研究
    (一般社団法人ソーシャルユニバーシティ共同発表)
発表者レポート 佐藤優子(あい薬局)

社内の懸賞論文に応募し、2011年7月にデンマーク、ノルウェー、スウェーデンの北欧三ヵ国の海外研修に参加しました。海外研修では薬局・病院・高齢者施設の見学、薬局協会訪問、国会議員の講話など、北欧での薬剤師や医療制度の現状を学びました。
海外研修で得た知識や経験を生かし、ソーシャルユニバーシティの共同研究に参加しました。この共同研究では、日本での地域薬局のあり方を検討するために海外における医療制度、薬局業務、薬学教育の調査研究を行っています。
私は海外研修でも訪れたスウェーデンを担当し、薬局学会でポスター発表を行いました。
スウェーデンでは電子処方箋やリフィル制度が導入され、調剤は包装単位で、一包化は個々の薬局ではなく一包化専門薬局で行われ効率的に業務が行われてる一方、薬歴はありません。
学会発表では様々な方に日本との違いに興味を持っていただきました。

Report02

第46回 日本薬剤師会学術大会

平成25年9月22日〜23日


発表演題
  • トレーシングレポートによる薬薬連携
    (関西電力病院薬剤部、ファーコスふくしま薬局共同発表)
  • 処方鑑査力向上ツールとして疑義照会事例収集共有の取り組みについて
    (中部関西事業部)※ポスター発表
  • Dr.と考える「おいしく飲める小児製剤」
    (たくみ薬局)
  • 医療薬学会との共催シンポジウム
    「経口抗がん薬の病薬連携・薬薬連携」
    「疑義照会システムを介したがん化学療法のレジメン共有による薬薬連携」
    (ファーコスふくしま薬局 森並健二郎)

第46回日本薬剤師会学術大会に参加しました。今年の会場は大阪、建築家・安藤忠雄氏による大会記念講演は、「人生100年-人を元気にする」というテーマで、大阪らしく笑いの絶えない内容でした。「お薬手帳」や「在宅」をテーマにした講演では特に会場の満席が際立ちました。
その他、参加したスタッフの声をご紹介いたします。
『初めて学会発表しました。たくさんの人が私たちのポスターの前で立ち止まり、興味を持って頂いたことがとても嬉しく、スタッフ皆で笑みがこぼれました(入社2年目)』
『今は、県薬剤師会の在宅委員も努めているため、自己学習や薬局で取り組める内容だけでなく、県として取り組める事例についても学ぶようになりました。(入社7年目)』
『薬剤師会のお手伝いをさせていただきました。お手伝いして感じたことは、薬剤師会の方々のサポートによって運営が成り立っている事ことです。(入社11年目)』

Report01

第7回 日本緩和医療薬学会

平成25年9月14日〜16日


発表演題
  • 当薬局における一年間のオピオイド注射剤の受入れ状況と課題について
    (用賀三丁目薬局、事業開発部)
  • 薬薬連携により患者の希望通りの看取りをサポート出来た症例
    (東芝病院、あい薬局共同発表)
  • 薬局において「死生観」「倫理観」を身につけるための研修内容の検討
    ~緩和ケアに携わる薬局を増やすために〜
    (ほのか薬局)

第7回日本緩和医療薬学会年会は「今、『絆』でつくる地域の緩和−薬局が担う地域の緩和医療」をテーマに、9月14日~16日千葉の幕張メッセで開催されました。台風に見舞われるという天候にも関わらず薬剤師、薬学系関係者はもとより、医療・福祉関係者も多数参加され盛会のうちに閉幕いたしました。
当社からは、あい薬局、ほのか薬局、用賀三丁目薬局がポスター発表を行い、事業開発部も本年会開催のお手伝いをさせて頂きました。
第1回目からの参加を通じて感じたのは、保険薬局薬剤師に対する『チーム医療の一員としての期待』が年々高まっていることです。また、「地域の患者家族を支える―地域の在宅緩和ケア連携の現在と未来」、「褥瘡管理から学ぶ在宅医療における協働」「在宅緩和ケアの現場でご家族とどう接するか」「非がんの緩和ケア―ALSチーム医療への参加,」‥といった今大会の主なシンポジウムテーマからみて、緩和医療とひとことで言ってもがんの患者さまのみならず、『慢性疾患を抱えた患者さまに対する疼痛コントロール』へのサポートにも通じた、在宅医療における薬局薬剤師の在り方を再考する好機となりました。
事業開発部 長富範子


発表者レポート 上地小与里(ほのか薬局)

私は、社内人事制度の「スペシャリスト」職として、地域における在宅医療・多職種連携についての勉強会を年に数回企画しています。今回の発表ではその勉強会の一例を紹介しました。
薬局では、患者・家族の気持ちに寄り添うための「死生観」「倫理観」や「終末期医療に関する知識」が必要です。勉強会では『自分の親が加齢と疾患により、口から食べることが困難な状況になりました。あなたはどんな栄養補給を選択しますか?グループのメンバーは親族と仮定し、家族会議を行ってください』というテーマでグループワークを行いました。その結果、この勉強会は、受講者自らが終末期医療について能動的に考えるよい「きっかけ」となりました。
高齢化に伴い、終末期医療に関する相談を薬局で受けるケースが増えています。どの薬局でも適切な対応ができるように、薬局スタッフ(薬剤師、事務スタッフ等)に対し、今後も様々な情報提供をしていきたいと思います。

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